賢明に判断し識別する力を主があなたに与え、イスラエルの統治を託してくださり、あなたの神、主の律法を守らせてくださるように。
(歴代誌上22:12)
今は、自分の子に親のなにがしかの重荷を負わせることはタブーとされます。
ただ自分の子にまことの神を示し、ふさわしいせ祝福を与えることは、親以外にはできないことも事実です。
ダビデは、主なる神のための神殿建築に必要な準備を行って、その子のソロモンにすべてを託していきました。
それが神の御心だからです。
そうしてダビデは、ソロモンを祝福して祈ったのが今日の言葉です。
そのはじまりと終わりにこうあります。
「わたしの子よ、今こそ主が共にいて下さり…」(:11)
「勇気をもて、雄々しく恐れてはならない。おじけてはならない」(:13)
のちにソロモンは神殿の建築を成し遂げました。
ダビデが見たように神に目を向け、聴いたように神に耳を傾け、従ったように神に従うことを大切ににできたからです。
ああ、わたしは親として、神さまへの在り方をこのように子に示すことができているだろうか…、こんな祝福を与えているだろうか、そう思わされる記事です。
- 祈り 主よ。わたしもまた親から神に聞き従うことの大切さを教えられてきました。わたしは、子に対してそれを伝え、またあらわしきれているでしょうか。どうか主よわたしの歩みを助けてください。