しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。
(テモテへの第二の手紙3:1)
「終わりの時」とは、イエス・キリストの顕現以降の今も含む時代を示すと言われます。
そこにあるのは2節以降に記される人に現れるさまざまな不正・不義です。
そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、良心に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。(:2)
「人が悪くなる」、「神さまとの関係がことごとく損なわれる」という、これまでも人の歴史が経験した悪が、時代が進むにつれて色濃くなります。
しばしば、人は感覚が鈍くなり、それが悪いことだ気づくこともなくなる。
たしかに今は「終わりの時」だと気づかされます。
そういう困難な時代だからこそ、聖書と教会と礼拝は、わたしたちを神さまにつなぐカギとなることを覚えていてください。
この書物(聖書)は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。(:15)
- 祈り 主よ、わたしの心と感覚をきよめてください。あなたの言葉によって、この終りの時代の不正やまどわしに流されずに生きる力を与えてください。わたしにはあなたにある気づきと助けが必要です。