キリスト・イエスの立派な兵士として、わたしと共に苦しみを忍びなさい。
(テモテへの第二の手紙2:3)
(テモテへの第二の手紙2:3)
昔、ひとりの伝道者の友人が、個人的にくれた手紙の一節が忘れられません。
「結局、伝道者は孤独なんだ」と。
当時まだ、神学生だったわたしは、その孤独に寄り添う言葉がありませんでした。
パウロは、この2章で、若い伝道者テモテに向けてさまざまな言葉をもって励まし教えています。その始まりは、次の言葉で始まります。
そこで、わたしの子よ、あなたはキリスト・イエスにおける恵みによって強くなりなさい。(:1)
そして今日、必然的に伝道者として直面するさまざまな戦いの中で、「わたしと共に…」と、「ひとりではない」ことを伝え、その苦しみに忍び抜くことを伝えます。
わたしたちもまた、クリスチャンとして誠実に生きるゆえのジレンマや困難に直面することがあります。
そんなとき、「キリストの恵み」を想うこと、そして「一人ではない」ことを知ることは大切です。
わたしたちには、聖霊が共におられ、また励まし合う信仰の友が与えらえていることに気づき、また大切にしてください。
- 祈り 主よ、あなたが与えてくださっているこの信仰による生活を心から感謝します。キリストがどれほどわたし知っていてくださり、わたしの歩みに恵みと励ましを備えてくださるかに気づくことができますように。どうかわたしの目を開いてください。