キリスト・イエスの僕(しもべ)、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、—
(ローマ人への手紙1:1)
パウロは遠く離れたキリストにある兄弟姉妹に多くの手紙を書いています。
それは、彼にとって、その思いを伝える大切な方法であり、今日はその挨拶の言葉に注目しています。
以前は迫害者であった自分が、神の憐れみを受けて、今や正反対に福音の伝道者とされている感動を冒頭に記すことは、自分を示す名刺を差し出すよう。いやキリストにある推薦状を示すかのようですね。
はたしてわたしたちは、自分をどうあらわしているでしょうか?
わたしたちもまた、キリストによって神の憐れみと赦しを受けて救われています。
そのことを、まっすぐあらわす言葉を挨拶にできれば、幸いですね。
それこそ最高の証しだと思います。
- 祈り 主よ、わたしにくださった憐れみと救いの業を思い起こして感謝します。どうかわたしの言葉と歩みを、キリストの愛と恵みを表すために用いてください。