王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇に放り出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』
(マタイによる福音書22:12-13)
天の御国の祝宴をあらわしたイエスさまのたとえ話です。
その祝宴に入った人がいれば、それを拒んだ人のある現実がありました。
結果、王は「だれでも婚宴に連れてきなさい」と、「善人も悪人もみな集めてきた」とあります。普通に考えれば不思議な光景です。
ただ一つそこにはドレスコードがありました。用意された礼服を着るということです。
その礼服は、イエス・キリストを自分の救い主として信じることを象徴します。
どんな悪人も、キリストの十字架のあがないを自分のためと信じ受け入れて、その御国の婚宴に入ることができる。これが福音の招き、礼服なのです。
だから、それを拒む者、つまり礼服を着ない者は、当然そこにいることはできません。
それは何の不思議もないことです。
そして、厳粛な真実です。
- 祈り 主よ、あなたの恵みの招きに応えて今わたしも御国に入る希望を得ています。この不思議を心から感謝します。