あなたは、兄弟の目にあるおが屑(くず)は見えるのに、なぜ自分の目の中にある丸太に気づかないのか。
(マタイによる福音書7:2)
「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである」(:1)という強烈な一言から続くイエスさまの言葉です。
さらにこの後には、「偽善者よ、まず自分の目から丸太ととりのぞけ」(:5)ともあります。
日本のことわざでは、「自分のことを棚に上げて」というのでしょうが、他人のことはよく見える?わたしたちは、自分のことに気づかず?(気にしないで)他人のことを裁くことはないかと問われます。
行き過ぎた正義感と裁き心は、相手ばかりか自分の心も壊しかねません。
ともにキリストの十字架の前に近づく思いをいただくことができれば感謝ですね。
- 祈り 主よ、わたしの心と思いを探り、わたしのありさまに気づきを与えて下さい。あなたのまなざしと愛のふところに、自分を置き、また相手を迎えることができますように、導いてください。