建築作業に取りかかった者たちが神殿の基礎を据えると、祭服を身に着け、ラッパを持った祭司と、シンバルを持ったアサフの子らであるレビ人が立った。彼らも「主は恵み深く、イスラエルに対する慈しみはとこしえに」と唱和して、主を賛美し、感謝した。主の神殿の基礎が添えられたので、民も皆、主に賛美し大きな叫び声を上げた。
(エズラ記3:11-12)
イスラエルの再出発のメインイベントは、破壊されたエルサレムの神殿の再建でした。その先にはさまざまな困難がありました。しかし彼らはとにかく始めたのです。
始めなければ何も進みません。彼らは勇気をもって一歩踏み出し、その最初に基礎を据えて、そこでまず神を崇め礼拝したのです。
彼らは、その神殿の再建を神さまを中心とした信仰の事柄としました。
わたしたちの人生も、さまざまな理由で”再出発”を余儀なくされることがあります。
まずその一歩を「共にいる」と言ってくださる神さまを礼拝することで始めましょう。
「主は恵み深く、わたしたちに対する慈しみはとこしえに」との告白を賛美としてささげていくことができれば感謝です。
- 祈り 主よ、わたしの歩みも、しばしば新しいチャレンジを受けること、再出発を余儀なくされることがあります。そのすべてをあなたがよく知っていてくださることを感謝します。あなたがわたしにとこしえの慈しみをくださることを感謝します。どうかあなたの導きのもとを、あなたと共に歩む者としてください。