無垢であろうと努め、まっすぐに見ようとせよ。平和な人には未来がある。
(詩篇37:37)
この37篇のはじまりにはこうです。
悪事を謀る者のことでいら立つな。不正を行う者をうらやむな。(:1)
悪い人が得をし栄えていることに不平をつのらせている、そういう人たちに向かい、詩篇の作者は、主なる神さまに目を向けるように語ります。
主に信頼し、善を行え。この地に住み着き、信仰を糧とせよ。(:3)
これは、詩篇の作者が生きた時代ばかりでなく、今の時代を生きる私たちにも向けた指針です。そしてそれを一言であらわすならば、今日のフレーズです。
「無垢であろう努めなさい」(:37)と。
「無垢な人」、それはただ主なる神さまに目を向けて信じ、期待し、従う人。
そんな人に、神さまが将来を備えてくだいます。
改めて自分の心が探られます。わたしは、主にあって「無垢な人」だろうかと。
- 祈り 主なる神さま、わたしの心を探り、わたしのうちにある不純な思いや迷いを取り除いてください。あなたにまっすぐ目を向けて、あなたをしたい、信頼して歩む者としてください。誰よりもあなたがわたしを知っていてくださることを、心から感謝します。