涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。
(詩篇126:5)
かつて神学生時代に、この御言葉による説教を多く聞きました。
卒業後、自分が語らなければこの御言葉の説教を聞くことができないと気づきました。
これは、福音を伝える者、キリストを証しする者に、その実りをビジョンとして与え、喜びを約束する励ましの言葉です。
さまざまなところで”多様な価値観”という言葉が先行し、唯一のまことの神さまの存在が薄められていく時代の影響を感じます。
そういう時代に、福音の種をまくことの困難、障害、涙する経験もあるでしょう。
今日の御言葉は、そんなわたしたちを顧みてくださる神さまからの約束の語り掛けだと覚えていただきたいのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたの御言葉によって励まされています。わたしたちの福音宣教の種まきの働きは、現実にさまざまな障害を経験します。けれども、あなたが、目を止めてくださり、また報いて下さり、刈り取りの祝福をくださることを思うことができます。その約束を信じて今日も進みます。感謝します。