瞳のようにわたしを守り あなたの翼の陰に隠してください。
(詩篇17:8)
ダビデは、自分がいつも神さまに目を向けて生きる誠実な人であることを、この章の始まりから告白しています。
そんな彼も主君から、命を狙われるほどの誤解を経験しています。
そんな中で彼が頼るのは、主なる神さまの守りと助けです。
「瞳のように」とはじまる今日の言葉は、自分の弱さをも優しく覆ってくださる神さまの守りを期待する祈りの言葉です。
彼が直面した現実は、理不尽なものでした。
そこで彼が頼りとするところは、自分の正しさの主張ではなく、真実な神さまの御手の守りです。
「あなたを呼び求めます。神よ、わたしに答えてください」(:6)
彼の叫びに、そして今日の御言葉にただ神さまを頼りとする、その姿が浮かび上がります。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。心からあなたの御名をたたえます。わたしの歩みはダビデほど正しいと主張できるものではありません。でもダビデのように、わたしは、ただあなたの守りを求めて祈っています。どうかわたしの助けを求める叫びに答えて、そして守ってください。