ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神 永遠の父、平和の君」と唱えられる。
(イザヤ書9:5)
救い主のお生まれを預言した言葉です。
このように表現される方をどんな風にイメージされるでしょうか?
この世的な標準からすれば、生まれながらの王家の血筋、圧倒的な権威と力、支配力を発揮して国の内外を制圧するような表現にも聞こえたかもしれません。
しかしお生まれになったイエスさまは、”この世的な支配者イメージ”とは異なりました。へりくだって最後まで僕として歩まれました。
確かに、その言葉には権威があり、耳を傾ける人たちの人生をつくりかえ、また悪霊、悪魔に対してはっきりと表されました。
今、世界は”覇権を争う”というような言葉とともに、より強い支配と利権、力をもとめているように見えます。ある意味で2000年前と変わりません。
そんな中だからこそ、「わたしたちに与えられた、ひとりの男の子(イエス・キリスト)」の福音のメッセージを大切にするそういう機会として、クリスマスを過ごすことができれば感謝ですね。この方こそ「平和のきみ」と唱えられる…と。
- ー祈り 主イエスさま。このクリスマスシーズンのひととき、聖書を通し、あなたの御言葉から知る恵みと慰めにみちた姿を思い起こすことができますように導いてください。あなたの権威や力の”違い”というものを知ることができますように。