わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。(1ヨハネ4:16)

★神信頼に全振りする

…力は神のもであり、慈しみは、わたしの主よ、あなたのものである、と ひとりひとりに、その業に従って あなたは人間に報いをお与えになる、と。

(詩編62:13)

この62篇は、作者ダビデの神信頼の告白から始まります。

 わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いがある。(:2)

そして、こういう勧めもあります。

 暴力に依存するな。搾取を空しく誇るな。力が力を生み出すことに心を奪われるな。(:11)

まるで現代の世界の”心のゆがみ”を正すように語られる言葉にも聞こえます。

ダビデはいくつもの内外の”力を頼りとする敵”に命を脅かされる経験をしてきました。
しかしその中で彼は、「神さまに向き合い、神さまを待ち望む」ことを大切にしたのです。

今日、お読みしたところは、現実の問題の中で、何かの力や方策に心が向きやすいわたしたちに、何よりも大切なことは、神さまに向き直り、神さまを求めることだ…と教えてくれている言葉です。

ここに全集中し、すべての思いと、態度を振り向けることは、信仰の事柄です。
そして、これこそ、なによりも大切なことだと語っているのです。

  • 祈り 全知全能である神さま。あなたはあなたに頼るわたしの歩みを導き守ってくださることを信じます。周囲にある恐れや惑わしに心を奪われることなく、あなたへの信頼に自分自身の心を全振りすることができますように。どうか迷いやすいわたしを導いてください。
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