召し出してくださった聖なる方に倣って、あなたがた自身も生活のすべての面で聖なる者となりなさい。
(ペテロの第一の手紙1:15)
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「聖なる者」という言葉は、「(この世と)分けられた」とか「神さまに属する者」という意味がです。
だから、「あなたがた自身も」、この世で変わりゆく価値観に流されるのではなく、召してくださったイエス・キリストの価値観、生きざまに倣いなさいといわれているのです。
聖書には、ペテロを含め弟子たちが、”そういうイエスさま”に一度ならずつまずいた姿があります。また、当時の宗教者たちが、”そういうイエスさま”に敵意を向けた姿があります。
そして毎週の礼拝では”そういうイエスさまの言葉と生きざま”が語られています。それはわたしたちがつまずいてはじめて気づき、そしてこの方に「属する者として生きる」ことを知るためです。
わたしも教えられています。謙虚になって御言葉に耳を傾ける者でありたいと願います。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたの恵みの深さ広さ、そして真実が、この世のわたしのものと”違う”ことで、時につまずくこと、戸惑うことがあります。自分の最善をあなたに押し付けて曲げようとすることさえあります。主よ、赦してください。あなたに属する者としてわたしをきよめ、「聖なる者」となることができますよう導いてください。