「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。…」
(マタイによる福音書10:16)

この10章では、最初12弟子を派遣するにあたっての注意を示し、そして10節以降で「わたしはあなたがたを遣わす」ことで経験するだろうことを、「狼の群れに羊を送り込む」と、迫害の経験にも触れています。
「蛇のように賢く、鳩のように素直に」というあり方をあなたはどのようにイメージするでしょうか?
話すときには、主がわたしの口を用いてくださることを期待し、憎しみの中では耐え忍び、時には一つの町で迫害を受けたら他の町に逃げることも…大切だと言われています。(:16-23を参照)
実際に初代のクリスチャンは、迫害や争いを前に”逃げる”という選択肢も大切にしていました。
そこでは、神さまの導きに従う柔らかな心を大切にしていたということだと思います。
- 祈り わたしをこの時代に遣わし、この状況下に生かしてくださっているあなたの言葉に心を向けています。この時代で生き方に迷うわたしたちをどうか導いてください。わたしの心を柔らかくし、み言葉に触れて、時々にふさわしい生き方ができるよう導いてください。