福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されたのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。
（ローマ人への手紙1:17）
神さまの側から、私たちにわかるようにあらわされた「神の義(ただし)さ」は、神さまの愛を、信じて受け取ってほしいという福音のメッセージです。
その愛は、イエス・キリストの十字架ではっきりとあらわされました。
人は、だれかを「敵」とみなし「悪」と呼ぶかもしれません。でもそんな人にも聞いてほしいメッセージこそ、神の義がこめられた「福音」です。
神さまの愛を信じ、受け取ることで、どんな人でも救われる福音です。
思い起こしてください。イエス・キリストは、自分に向けられる憎しみと敵意の真ん中で、彼らの赦しのために、苦しみを負われ、またとりなしてくださったのです。
その愛に心を重ねて、祈る者でありたいと願います。
- 祈り 愛する主よ、あなたの愛の広さ、大きさ、その真実に、わたしの目を開いてください。だれかを簡単に悪に定め、裁きやすいわたしの心を治め、愛によってとりなし祈る者としてください。イエスさま、あなたのように。
