しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。
(ヤコブの手紙3:8)

「舌」とその発する言葉をコントロールすることのできる人は「一人もいません」と、はっきり語られていることを心に留めるべきです。
わたしたちはしばしば、自分の舌を制御せず、相手を制御しようという動機で言葉を発し、熱意を燃やすからです。
これらのことを知った上で、自分の言葉に気をつけ、同時に防御として、人の言葉に寛容になれれば幸いです。
それは「死をもたらす毒」に、自分も人も、やられないようにするためなのです。
このことを心に留め、主にあって祈りつつ、気をつけましょう。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。わたしの中の強い思いが正義で、人をコントロールするような思いから癒してください。その毒で人や自分に死をもたらすものとせず、むしろいのちの感動を語る者としてください。あなたの言葉は命を与えてくれるものだからです。

