主よ、今こそ彼らの脅しに目を留め、思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください。
(使徒行伝4:29)

ペテロとヨハネは、神殿の門で足の不自由な人をイエスの名によって癒したこと、またイエス・キリストを宣べ伝えたことで、祭司長たちに牢に入れられ、次の日に議会で脅しを受けました。「決してイエスの名によって話したり、教えたりしないように」と。
そこから解放されて、仲間のもとで心を合わせて祈った祈りが今日の言葉です。
彼らの祈りと願いは、脅しや迫害に会わないように、ではなく、たとえそういう中でも、イエス・キリストとその御言葉を人々に宣べ伝えることができるようにしてくださいというものでした。
彼らの確信はこうでした。
「神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいことかどうか考えてください。わたしたちは、見たことや聞いたことを離さないではいられないのです。」(:19)
そして祈りは答えられました。
祈りが終わると、一同の集まっていた場所が揺れ動き、皆、聖霊に満たされて、大胆に神の言葉を語りだした。(:31)
自分の力だけで立ち上がろうとしたのではありません。祈ったのです。そして神は答えてくださった。これは、わたしたちの経験となっているでしょうか。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。どうかわたしにイエスさまを証しする機会と、大胆に御言葉を語る力を与えてください。そのために、わたしを聖霊に満たしてください。

