イエスは、その人が横たわっているのを見、また、長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。
(ヨハネによる福音書5:6)

普通の感覚であれば、長い闘病に疲れている人と知っていて、その人に向かい「良くくなりたいか…」と、尋ねることは不躾(ぶしつけ)に見えることかもしれません。
しかし、イエスさまはお尋ねになった。イエスさまは、そこで冷やかしの言葉をかけるためではなく、その人をいやすために来られ、声をかけられたからです。
そして、事実この後この病人は癒されていきます。 彼の応答が立派な信仰深いものであったからではなく、御声をかけてくださったイエスさまの恵みが、彼を覆うこととなったからです。
イエスさまの御言葉を聞くところ、耳を傾ける人の人生は、イエスさまの力と御業がはたらくステージと変えられます。そのことを期待して、御言葉に耳を傾けていければ幸いです。
- 祈り 大いなる恵みをもってわたしに御声をかけてくださっている主よ、あなたの憐れみと癒しの御業を心から感謝します。どうか、かたくなになりやすいわたしの心をやわらげてください。あなたの御声に聞き、応答してゆくことができるようにしてください。

