わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。
(エレミヤ書29:11)
バビロン捕囚の数年後、預言者エレミヤは捕囚された民に向けて手紙で神からゆだねられた言葉を語ります。
しばしば希望の言葉として取り上げられる今日の11節の背景には、捕囚という屈辱と苦しみをも神さまが時を定めていて、しばらくその中での生きるあり方を示しています。
日々を誠実に生き、その町の繁栄を求めること。神の側で捕囚の期間は定められているので、その間の安易な偽りの預言に惑わされないことなど示されています。
わたしたちが生きているこの時代の中でも、神のご計画を思い、神の時を待ち望みつつ今を誠実に生きることの大切さを思わされます。
1ペテロ3:9 悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。
- 祈り 主なる神さま、わたしを今の時代に遣わし、生かし、用いてくださることを感謝します。あなたのご計画を見上げ、今の時を誠実に生き抜く者とならせてください。