復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。
(レビ記19:18)
復讐することと、愛することは真逆の事柄。それがこの短い節の中で対照的に取り扱われています。
注目するべきは締めくくりの言葉です。「わたしは主である」と。
周囲に復讐心や恨み心に支配された思考や生き方があります。
もしもです。キリストが当然の権利としてそういう思いをいだいたら、確実にすべての人は滅びます。
しかし、イエス・キリストは「愛する」生きざまと思いをもってわたしたちの救いの道を用意し、今もわたしたちを招いてくださっています。
エペソ人への手紙で牢獄からパウロは勧めています。
そこで、主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。
(エペソ4:1-3)
「わたしは主である」と宣言してくださる方に結ばれて日々生きる幸いを大切しましょう。
- 祈り 主なる神さま、まずあなたの愛と真実の大きさに気づき悟る心を私の中にあたえてください。そしてあなたに結ばれて愛する者として一歩一歩歩む者としてください。