はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。
(ヨハネによる福音書12:24)
キリストが語られた、印象的なご自身の十字架の受難の表現です。
ご自分が死ぬことの大切さ、そしてその死がどれほど多くの実を結ぶ結果となるかを、ここで表しています。それがすべての人のための救いの御業であると。
基本、聖書が語る「死」は罪の報いです。罪のない神のひとり子はそれに該当しません。
しかし、この方がわたしたち全ての人の贖いの代価として、その命を捨てられました。
わたしたちが信じて救われるため、神さまとの関係を回復して永遠の命の約束を受け取るためです。
それほどイエスさまはわたしたちを愛してくださいました。イエスさまの言葉。
ヨハネ15:12 わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。 友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
まずイエスさまの愛の大きさを心から感謝しましょう。そしてその愛に応答して、愛する者へと一歩踏み出すことができれば感謝です。
- 祈り 主イエスさま。あなたの命を懸けた愛を思い、心から感謝します。わたしの命とこの人生もまた、あなたの導きの中で、あなたの栄光のため、誰かのために一粒の麦として用いられますように、祝福してください。