主は恵み深く、苦しみの日には砦となり、主に身を寄せる者を御心に留められる。
(ナホム書1:7)
イスラエルを蹂躙した大国アッシリアの国への神の裁きが預言されているのが、ナホム書です。
神さまはかつて、御自分の民イスラエルの背きの罪をさばくものとして、この国を用いられました。それはこの国が正しかったからではありません。むしろ邪悪であると言われ、ここでそのさばきが描かれます。
圧倒的な力や一時的な勝利や征服や支配が、その国の正しさを語るのではありません。
神さまは、人にまさってすべてをよく見ておられ、時至って必ず正しく裁かれます。
一方で、この主なる神さまを信じ、頼りとし、身を寄せる者たちに、神さまは御心に留めてくださいます。回復してくださいます。ただ信頼して身を寄せる、それだけです。
忘れることなく、主の恵みの大きさ深さの中に自分自身をおいて生きる者でありたいですね。
- 祈り 主よ、今日あなたの恵みを頼りにし、祈りつつ歩みます。わたしの唇に賛美とあなたを想う思いを満たしていてください。あなたと共に生きることができますように。