最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。
(エペソ人への手紙6:10)
自立した人として生きることは、ある意味、人の成長の証しです。
同時にクリスチャンは、物事の見える事柄でなく、見えない霊的なことにも意識を向けて「主に依り頼む者となる」ことが成長の証しとなります。
事実、この直後使徒パウロは語ります。
6:11 悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。
わたしたちの”底力”を最大限発揮して打ち勝てとは言われていません。
わたしたちが身に着けるべきは、どんな時や状況の中でも「主より頼む者となる」ことです。神さまの偉大な力に覆われて歩むことです。
これは、迫害のゆえに牢につながれていたパウロの経験でもあります。
偉大な伝道者と言われた彼もまた自力ではなく、神により頼んで置かれた状況下を生き抜いた人であったことを覚えましょう。
- 祈り 主なる神さま、わたしの霊の目を開き、置かれている状況下であなたを頼りとする者としてください。あなたの御言葉に聴き従い、あらゆる偽りや惑わしを見分け、退ける者としてください。