しかし、あなたがたの目は見ているから幸いだ。あなたがたの耳は聞いているから幸いだ。
(マタイによる福音書13:16)
これは弟子たちへの言葉ですが、イエスさまにこう言ってもらえる人は幸いです。
当時、同じ時代に同じ場所でイエスさまを見、その言葉を聞きながら、それを無視する人、聞き流す人、敵意を抱く人、喜ぶ人、さらに聞き従う人、さまざまな反応や応答がありました。
自分がその時代に生きていたら、わたしはどんな応答ができただろう?
そのカギは、イエスさまの言葉を受け取る心です。
今日の言葉は、あの4つの種類の土地(心)にまかれた種(御言葉)のたとえと、その説きあかしの間にはさまれた言葉です。
最後の良い地にまかれた種は、「実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった」とあります。
今のわたしたちは聖書を通してイエスさまを知り、イエスさまの福音の言葉を聞くことができます。
わたしの目は見ているだろうか? わたしの耳は素直に聞いているだろうか?
そう自分の心に問いかけ、イエスさまに心を開くならば、「幸いだ」という言葉も受け取ることができるでしょう。
- 祈り 主イエスさま、どうかあなたの御手を伸べてわたしの心を癒し、開き、そしてその御言葉にすなおに応答することができますよう導いてください。あなたくださる祝福の中に歩む者としてください。