そこで、ユダとベニヤミンの家長、祭司、レビ人、つまり神に心を動かされた者は皆、エルサレムの主の神殿を建てるために上っていこうとした。
(エズラ記1:5)
神は、時の強大なペルシャ王国のクロス王の”心を動かし”、エルサレムでの主の神殿づくりにイスラエルの民を帰すことを宣言しました。
それは、神がなされた不思議であり、エレミヤを通して語られた神の言葉の成就でした。
そしてここでさらに、「神に心を動かされた者は皆」動いたのです。
神は異邦人の、強大な国の王の心も、そして捕囚の中で生まれ過ごしてきた人々の心も、動かすことのできるお方です。
そしてここで、応答し、行動に移す人々がいたことは幸いです。
今、わたしたちはこの時代にあって、聖書を通して神の言葉を聞く幸いを得ています。
その言葉に心動かされて、イエス・キリストを信じて救われ、神の民とされています。
さらに神は、この福音のために生きる者、証しする者、伝える者、祈る者、そして遣わされていく者としてくださっているのです。
この「心動かされる経験」を無にしないこと、その感動に応えていく者でありたいと願います。
- 祈り 主よ、今もあなたはその御言葉の感動をもって、わたしの心を揺り動かしてくださいます。どうか聞くだけ、感動するだけで終わるのではなく、用いていただく者としてください。