また目を上げて天を仰ぎ、太陽、月、星と言った天の万象を見て、これらに惑わされ、ひれ伏し仕えてはならない。それらは、あなたの神、主が天の下にいるすべての民に分け与えられたものである。
(申命記4:19)
目に見えるわかりやすいものを偶像化してしまいやすい、それが偶像礼拝への警告です。
この言葉を告げられていたはずのイスラエルの民は、カナンの地に入ってそこにあった偶像礼拝に魅せられて染まっていくようになります。
聖書の最初の一節。「はじめに、神は天地を創造された」との言葉を心に刻むことは大切です。それはフィクションではなく、ただの神話でもありません。
天体・宇宙の壮大さを見、大自然の美しさを見て感動するとき、これらすべてを造り、わたしたちにくださった創造主である神を忘れてはなりません。
本来、真の神さまに向けるべき感謝や感動を、その造られたものの方に向けていているのは、滑稽ではないでしょうか?
- 祈り 神さま、天地万物を造られたあなたを心から礼拝します。またあなたからいただいている日々の糧や恵みを心から感謝します。今日も一日、あなたのくださるすべてのものをもって、わたしを導きまた祝福してください。