ヤコブはラケルのために七年間働いたが、彼女を愛していたので、それはほんの数日のように思われた。
(創世記29:20)
ずいぶん前の話で恐縮ですが、わたしは妻との結婚まで約2年間を遠距離で過ごしました。
携帯電話もメールもない時代、会えたのは5回ほど。それを”たったの2年間”と思うか、”2年も…”と思うか人それぞれでしょう。
いろいろと事情があってのことですが、少なくともわたしにとって、その期間は大切でした。
ヤコブが7年間をほんの数日のように思えた理由、それは「彼女を愛していた」、ただそれだけでした。
ある人は、卑屈な労働を強いられた日々が短く感じた…というように描きますが、実はそうではない。その労働の日々は、大切な日々で、とても充実していた、とわたしは想像します。
愛することが、日々の歩みの力となる。
恋愛結婚のことだけではなく、クリスチャンにとっては、神に愛され神を愛することの喜びが生きる力です。あなたはそれを感じていますか?
- 祈り 愛する天の父なる神さま。あなたの愛のうちに、わたしの日々があります。どうかこの日々、年月を、あなたの愛、あなたへの愛で充実させてください。