御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても 悪くても励みなさい。とがめ戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。
(テモテへの第二の手紙4:2)
その後には、「だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます」(:2)とあります。
世の中を覆う雰囲気の中で、聖書が語ることに躊躇を覚えるようなプレッシャーを感じることがあります。先ほどの続きには、「そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれていくようになります」(:3-4)とあります。
それは教会の中にも入り込みます。もしかしたら、今そういう時代に向かっているかも…。
だから、聖書は、まさに迫害下に生きたパウロたちの言葉を、わたしたちのために残します。
「しかし、あなたはどんな場合にも身を慎み、苦しみを耐え忍び、福音宣教の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい」(:5)と。
聖書に聴く、そして従う、神を信頼して福音のことばを教える、教えられることは、他人事ではなく、今の時代のわたしたちのためと知ることができれば幸いです。
- 祈り 主よ、わたしの耳と心をがあなたの御言葉から聴き、あなたの御言葉に目を向ける者としてください。教会とわたしたちを聖書の御言葉をもって正し、清め、そして導いてください。