また、だれをもそしらず、争いを好まず、寛容で、すべての人に心から優しく接しなければならないことを。
(テトスへの手紙3:2)
この章では信仰生活の中での態度を語ります。
その1つは、自分の国や地域での支配者に対する態度(:1参考)。
そしてここでは身近な人との関係の中でのあるべき姿です。
ただ「そうあるべき…」という戒めを理由にしてそう語っているのではありません。
この後、自分たちが神さまから憐れみを受けて救われているからだ…と語るのです。
神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。(:5)
わたしたちの生活や態度は、この神さまの憐れみに促されて形づくられるものです。
わたしは、これほどまでに恵みを受けている。愛されている。だからこうしようと 人に対して、丁寧に接することができれば感謝ですね。
- 祈り 主よ、わたしの心と思いと態度を、さまざまな不遜な態度やいらだちから守ってください。わたしに注がれているあなたの愛と赦しへの感謝から、すべてをスタートすることができますように、導いてください。