わずかの間、わたしはあなたを捨てたが 深い憐れみをもってわたしはあなたを引き寄せる。ひととき、激しく怒って顔をあなたから隠したが とこしえの慈しみをもってあなたを憐れむとあなたを贖(あがな)う主は言われる。
(イザヤ書54:7-8)
この預言によって、後にバビロン捕囚を経験したイスラエルの民は、慰めと励ましを受けました。
その困難は、彼らが神に背を向けて歩んだことの代償でしたが、その先に神さまは、絶望ではなく希望を示してくださっていたということです。
わたしたちもまた、「とこしえの慈しみをもってあなたを憐れむ」と、向けられた言葉を信仰をもって心にとどめ、誠実に神に目を向けて、今を生き抜くものでありたいと願います。
- 祈り 憐れみ深い天の父なる神さま。わたしの心の背きや過ち、また私が直面する問題や悩みのすべてを、あなたはよくご存じです。わたしの目に障害しか見えず、絶望しかないように思える時、あなたに目が開かれて、あなたの慈しみに心が開かれる者としてください。あなたを思い、あなたとともに歩む者とならせてください。-