むなしいものを見ようとすることから わたしのまなざしを移して下さい。あなたの道に従って 命を得ることができますように。
(詩篇119:37)

「むなしいもの」、それが何を指しているか…。多くの場合、神さまよりも多くの時間と心を奪うようなものかもしれません。
詩篇の作者は、自分の心のまなざしがちゃんと神さまに向き直ることができるようにと祈っています。
そのために神さまの助けを必要として祈っているのです。
自分の弱さに気づいたからです。
はたしてわたしたちはどうでしょうか。
周囲に流され、自分の欲望に流されているだけで、祈ることを後回しにしてしまうことはないでしょうか。
この作者が祈っていることを見て、「祈りの世界」への気づきが促されています。わたしたちに”神さまの恵みの助けがあるんだ”…と思い起こさせてくれています。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。わたしたちの過ごす時間の中で、あなたと共にいて気づきと諭しが与えられますように。心と時間を奪う、さまざまな「むなしいもの」から私のまなざしを移してください。あなたの道に従って、命を得ることができますように。