しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。
(マタイによる福音書5:39)

わたしたちは、「憎しみと報復の連鎖」という言葉を当たり前のように耳にする時代を生きています。それが当たり前のように思う”標準”があります。
しかし、イエスさまは、「そうじゃない」「そうであってはいけない」と語るのです。
「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者ために祈りなさい」(:44)
イエスさまが語る生きざまの標準は、この世の当たり前の”逆”を行きます。
そして、ご自身の十字架を示して、わたしたちに慰めと励ましを下さり、助けてくださいます。
キリストにならう信仰生活には、すこしばかりの”覚悟”が必要です。
でもその信仰の覚悟を、神さまが共にいて。御言葉よって励まし、御手によって支えてくださることを経験していただきたいのです。
- -祈り 恵み深い天の父なる神さま。わたしは、この世にあってあなたの御言葉にこたえて生きる者でありたいと願っています。弱いわたしは、この世の標準や声にのみこまれそうです。どうか、わたしの心と歩みをあなたの御言葉と霊的励ましによって守ってください。