主なる神よ、あなたは偉大です。それは、われわれがすべて耳に聞いたところによれば、あなたのような者はなく、またあなたのほかに神はないからです。
(サムエル記下 7:22)
「あなたのほかに神はない」なんて言ってるから、争いが起こるんだ…と言われることがあります。
日本では、さまざまな神がつくりだされ、また祭られており、”ひしめき合っている”という表現がふさわしいかもしれません。
では、「それらが本物の神か?」と問われたならばどうなのでしょう?
「沈黙」という映画にもなったキリシタンの迫害。そこには、まことの唯一の神のみを信じる人々の信仰を徹底して弾圧した史実がモチーフに描かれています。
それでも彼らは、神を捨てなかった。信仰を捨てなかった…という史実です。
本物の神を見いだし、その偉大さを知る者たちが告白する信仰の言葉は、耳を傾けるにふさわしい言葉ではないか、そう思うのです。