大いなる神、力ある神、その御名は万軍の主。その謀(はかりごと)は偉大であり、御業は力強い。あなたの目は人の歩みをすべてご覧になり、各人の道、行いの実りに応じて報いられます。
(エレミヤ書32:18-19)

これは、神の変わることのない真実な姿を示す言葉です。
このときエレミヤは、自らユダの滅びを預言し、獄舎に交流されていました。不思議なことに神さまは、その彼に、この土地の権利を譲り受けるようにさせます。 それは、のちにその国を回復する日が来るからだと。
彼の行動に矛盾はありません。すべて神さまの言葉に従った歩みでした。
「その謀(はかりごと)は偉大」だと、従っているのです。
わたしたちはいくら知恵を尽くしても、一歩先も遠い将来もわからないので、周囲に流されてしまいやすいのではないでしょうか。
聖書の言葉は、わたしたちの目を神さまに向けさせ、その御言葉の一つ一つに答えて生きる生き方を示してくれます。そうして、わたしたちは、神さまに期待できるのです。
そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。わたしを尋ね求めるならば見いだし、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会うであろう、と主は言われる(エレミヤ19:12-14)
- 祈り 全知全能の神さま、あなたはこの歴史のすべてに目を向けておられます。わたしたちの知りえないことをも知り、導き、またその中で信じる一人一人を目に留めておられます。どうかわたしが、あなたの御声を聞いて歩む者とならせてください。あなたのくださる将来に期待を寄せます。