割礼の有無は問題ではなく、大切なのは、新しく創造されることです。
(ガラテヤ人への手紙6:15)

ある本にトルストイの『光あるうち光の中を歩め』という本の結末が紹介されていました。
遅ればせながら、晩年になってキリスト教徒の群れに飛び込んだ主人公は、実のないぶどうの老樹の前で泣きます。「俺の生涯もこの木と同じだ…焚き付けに役立つだけ…。今となってはもう何一つできない」。 そこに白髪の老人が近寄って、「(もっと若いときにクリスチャン仁なり、今の百倍もの仕事をしたとしても)神の仕事全体から見れば、それは何でもありはしない…。あんたは神のもとへ行って、労働者でなく、神の息子になりなさい」と諭します。
大事なのは、信じて新しくされること。キリストを信じて神の子として生まれることです。
神さまは私たちをよくご存じです。そして愛してくださいます。
どれだけのことをするかではなく、キリストにあって新しく生まれ、神の子どもとして今を生きることを見ていてくださるのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。 わたしを愛し、わたしの人生を愛してくださっていることを感謝します。そして今を導いてくださるその愛のゆえに心から感謝します。どうかこれからも共にいてください。よろしくお願いいたします。

