恵みと慈しみを追い求める人は、命と恵みと名誉を得る。
(箴言21:21)
「自分になにができるかまだわからないけど、とにかく僕は世の中の役にたつ仕事がしたい。みんなが喜んでくれるような仕事がしたい。」
昨年あったNHKの朝ドラ「まんぷく」の中の萬平さんのセリフです。
彼と妻の福子は、戦前・戦中・戦後の事情の中でさまざまな苦難を経験します。その中で彼は、即席めんをはじめいろいろなものを発明します。その貫く思いは、先ほどの「世の中の役に立つ」ということでした。
実在した人物の生きざまをモデルに描かれた物語ですが、そこには、今日の箴言が語る生きざまを重ねることができます。
人生は、一朝一夕の即席でできあがりはしません。日々何を大切にし、追い求めて生きるかを大切にし、また告白して生き続けることです。
もしあなたがクリスチャンであるならば、キリストを通してあらわされた神の愛に、日々心を重ね、誠実に、思いやりをもって生きることができれば感謝です。
そこで、「いのちと恵みと名誉」を、神さまが備えてくださいます。
- 祈り 主よ、どんな状況の中でも変わらず、あなたを求め、あなたの思いをもって人を愛することができる者としてください。置かれている周囲の状況は変化します。それでも私の思いがあなたから離れることがないように導いてください。