人間の道は自分の目に正しく見える。主は心の中を測られる。
(箴言21:2)
「自分の目に正しく見える道」。どんなことを思われますか?
これは自分が知恵を傾けた最善の方法で、成果や結果が現れうまくいっているから、今、自分も満足し、周囲もその恩恵を受けているから…だからこれが正しい道だ…と主張することがあるかもしれません。
「そこで神さまは認められていますか?そこに神さまの思いはありますか?」と問われます。
信仰生活や礼拝さえ、自分の知恵と正しさで、自分の判断する満足や成果が目的となってしまうことがあります。そして、それはまさしく「自分の目には正しく見える道」です。
主なる神は、一時的な満足や結果よりも、まずわたしたちの心を見ておられます。
国を治め勝利を続ける王やリーダーが、「だから私の道は正しい、これは神さまの御心、わたしはその代弁者だ」と主張しても、神さまは静かにその心の思いをはかっておられる、それが旧約聖書の歴代の王の記録です。
先人たちに学び、純粋に心を神さまに向けて、今日の一歩を歩むことができれば感謝です。
- 祈り 主よ、わたしがいつの間にか独り善がりになっていることはないでしょうか?神さまに心を向けることよりも先になっていることはないでしょうか? どうかわたしの心にへりくだりを与え、謙虚な祈り心をもって、あなたと共に歩むことができるように導いてください。