「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。」
（ヨハネによる福音書 14:1）
イエスさまは、神を指し、また受難の道を歩む自分自身を指し示して、「信じなさい」と語りました。
自分の敬愛する方が虫けらのように扱われる姿を目の当たりにして、怒りや恐れや不安や疑問など、心が騒がないわけがありません。その周囲の怒涛のような流れで翻弄されました。
イエスさまはすでにご存知でした。だからその現実の中でも、神を、そしてご自身を信じぬくことを思い起こしてほしい、とあらかじめ語ってくださったのです。
◎イエスさまを信じて生き抜くことは、わたしたちの生涯の一大テーマです。
わたしたち自身は、翻弄されやすい信じるには程遠い者だということを思い知らされる時があります。
でも、わたしたちには信頼できる方がいます。ご自分を指し示して「信じなさい」と言われるイエスさまがついているのです。そのことを思い起こしていただければ感謝です。
- 祈り イエスさま、あなたを信じます。わたしたちを取り巻く変化や時代の流れが、わたしたちをあなたから遠ざけようとすることがあるかもしれません。つまずくこともあるでしょう。でも、その中からイエスさまのお言葉を思い越して、あなたを信頼して祈り、信じて生き抜くことができるように導いてください。
