体の鍛錬も多少は役に立ちますが、信心は、この世と来るべき世での命を約束するので、すべての点で益となるからです。
(テモテ第一の手紙4:8)
「信心」「敬虔」と訳される言葉は、「神さまに対する敬意」ともいえる言葉です。
今、マリアという本を読んでいます。イエスの母マリアを通して、当時の時代背景を描きつつ記されている小説です。
その前半、わたしの心に留まったは、マリアが、両親や友人に、そして出会う一人一人、なによりも神さまに対して、心からの敬意と信頼をもって歩んでいることが描かれたことです。
あくまで「小説」ですが、聖書の多くの信仰者と照らし合わせてみる時、彼らの神さまに向けて持っていた「信心」「敬虔」というものを知る思いがします。
聖書は、このような信心、神さまに対する敬意ある言葉と行いが、この世と来たるべき世における命という祝福を約束すると語っているのです。
神さまが、わたしたちのそういう心に注目されている証拠ですね。
- 祈り 主よ、今日、新たにあなたの御声に耳を傾けて祈っています。どうかわたしの心にへりくだりとあなたへの信頼を回復できるよう、気づきをさとりを与えてください。あなたの約束の祝福を受け取ることができますように。