世も世にあるものも、愛してはいけません。世を愛する人がいれば、御父への愛はその人の内にありません。
(ヨハネの第一の手紙2:15)
「神さまのこと”も”愛しているよ」という言葉を聞くことがあります。
イエスさまの言葉にこうあります。
「だれも、二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」(マタイ6:24)
つまり”愛すること”は、その愛する者によって心や人生が占有されてしまうのです。当然意識が変わります。優先順位も違います。
順番が違うと、たどりつく生きざまは違うものになります。
だから聖書は今日、問うています。あなたは「神を、愛する人ですか? それとも世と世にあるものを愛する人ですか?」と。
- -祈り 主よ、あなたがわたしたちに問う「何を愛しているか」との問いかけが心に響きます。まずあなたを愛し、あなたをかけがえのない存在として生きる者としてください。ほかのすべては、あなたにあって与えていただく、信仰に立って歩むことができますように。