あからさまに戒めるのは、ひそかに愛するのにまさる。
(箴言 27:5)
相手に恥をかかせるためでも、貶(おとし)めるためでもありません。
心から愛するからです。
親が子を愛し続ける中で、いつの間にか気を遣いすぎて、本当のことを言えなくなることがあります。嫌われたくないからです。
同様に明らかな問題があり、またそれを改めようとしない相手がいます。
面倒だから、嫌がられるから…と何も言わずにいることも多いでしょう。
嫌われたくないのに嫌がられる覚悟をして注意をするということには、本当に愛していなければできません。
戒める時にも、戒めを受ける時にも、そのことに心を留めることができれば感謝です。
今私は愛されているのか、そして愛しているのか…、そのことを知る機会となるでしょう。