その聖なるすまいにおられる神はみなしごの父、やもめの保護者である。
(詩篇 68:5)
”みなしご”と”やもめ”は、もっとも弱い存在をあらわしいます。
別訳では「やもめの訴えを取り上げてくださる」とあります。
これは、詩篇の作者が見聞きし、経験してきた神さまのありさまです。
わたしたちは、どんなに近くにいる人であっても、その人の抱えている問題や悩み、貧しさや環境を、自分の問題として共有しようとはなかなか思えないものです。
また、弱さをかかえている人自身も、なかなか心を開こうとはしません。
一言でいうと、「関係ないから」ということでしょう。
でも神さまは、人の弱さや問題に心を配り、共有しようとしていてくださいます。
それは、この地に遣わされた神のひとり子イエスさまの歩みに表されています。
もし今、あなたが弱さを抱えているならば、「イエスさま助けてください。わたしの心に、そして全生活にあなたの祝福を与えてください…」と祈ってみませんか。
だいじょうぶ! 神さまはあなたを知っておられ、心配してくださっているからです。