肉の思いは死であるが、霊の思いは、いのちと平安とである。
(ローマ人への手紙 8:6)
ある夏、過酷な旅の中で2つに分裂・対立した日本から出立した海外ボランティアのチームがありました。
同じ、貧しい人への援助という善意から出てきたはずが、その対立は、自分たち側の正しさを主張し、お互いのあり方を非難し、否定するものでした。
ただそこで一人の現地参加のクリスチャンがいました。だれよりも体の不調を負いながらも、その人はそこで、ただ愛することをもって徹底して仕え、とりなしていたのです。
あなたは、自分発信の「正義」が、ゆがんだものになることに気づくことはありませんか?
自分が正しいと主張することの中に傲慢さがあり、また仲間がいるから正しい…という多数決にも横暴さがあります。
聖書は、神さまの思い(霊の思い)に耳を傾けて、イエスさまに従うようにと道を示します。
イエスさまを信じるとき、その思いがわたしたちの中に働き始めます。
そこに、愛が動き始め、そしてそこにいのちと平安が生み出されていくのです。
- 祈り イエスさまどうか、わたしとともにいて、どんな状況の中でもあなたの思い、あなたの愛をもって生きることができるよう導いてください。