だれも悪をもって悪に報いないように心がけ、お互に、またみんなに対して、いつも善を追い求めなさい。
(テサロニケ人への第一の手紙 5:15)
十字架上のイエス・キリストを思い起こします。
ご自分を傷つけ、辱め、今、まさに死に追いやろうとする人々を目の前にして、イエスの目は父なる神に向けておられました。
そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。(ルカ23:34)
イエスさまのあわれみは真実で、それはどんな時にも、わたしにも向けられています。そしてあなたを傷つける人にも…です。
イエスさまの思いに心を重ねていくときに、理解をはるかに超えた神の愛の真実に圧倒されます。
だからイエスさまを見上げましょう。思いめぐらし、イエスさまの思いに心を重ねましょう。
そして神さまにすべてをおまかせして、わたしたちは、だれに対しても善を行うことに努めましょう。
わたしたちの思い通りにならなくても、必ず神さまの最善の御心がなされると信じることができるのですから。