人の子は仕えられるためではなく、仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。
(マルコによる福音書10:45)
神でありながら、人に仕えるために来られた。
しかも、ご自分の命を犠牲にするために来られた。そこまで低くなってくださった。
考えれば考えるほど信じられない出来事ですが、これが聖書が語る神の愛の真実です。
「身代金」を別訳では「贖(あがな)いの代価」と表現しています。
罪のもとで奴隷状態。自分の力で自由になれない、それが奴隷の現実です。
その現実からわたしたちを救うために、イエスさまは、徹底して低くなられた。
その動機は、わたしたちへの愛のほかありません。そのほか説明はできません。
口先だけではない愛を、わたしたちはこの方からいただき、この方にならうことができれば感謝です。
- 祈り 主よ、あなたの愛の真実を見ています。心から感謝します。私もあなたの愛に倣い、また愛することができるものとして生きることができますように、導いてください。