「足がよろめく」とわたしが言ったとき、主よ、あなたの慈しみが支えてくれました。
(詩篇94:18)
詩篇には、人がおかれたさまざまな状況や経験が語られています。
そればかりか、そこで味わう悲しみや怒り、おそれや不安さえもありのままに記されています。
もし詩篇がそれだけしか記していないのであれば、ただの苦労の経験談です。
しかし、詩篇はその中で、神さまを経験する作者の喜びや感動も記しているのです。
苦労は苦労で終わりません。困難や悲しみ、ときには失望や恐れさえも、それだけで終わらないことを信仰者は経験するのです。
だから、私たちは詩篇を声を出して読むことは幸いです。その告白を今の自分の信仰の告白、神さま経験と結び付けていくことできるからです。
- 祈り 主よ、あながたいつでもどんな時でも、ともにいてくださるから感謝です。あなたはわたしたちの思いや経験に目を向けてくださいます。そしてこの詩篇の作者が経験したように、解決と癒し、そして喜びをも与えてくださいます。期待します。今の問題が問題で終わらない、あなたの栄光を見ることができるということを。