主は命を絶ち、また命を与え、陰府(よみ)に下し、また引き上げてくださる。
(サムエル記上2:6)

サムエルの母ハンナの祈りです。子を求めながらなかなか得られない悩みを抱えながら、彼女の祈りは、神さまの真実と偉大さを認めあらわす礼拝の祈りです。
:1「わたしの心は主を誇り…」で始まる彼女の祈りは、自分の苦しみゆえの不満と悩みに覆われてはいませんでした。むしろ賛美に満ちていたのです。
それは、神さまの配慮と憐れみに満ちたすばらしさへの期待から出たものです。
わたしの祈りはどうだろうかと振り返り心探られます。
多くの祈りが賛美ではなく要求。感謝ではなく、訴えが多い。自分のありさまが本当に神さまへの信頼をあらわしているだろうか、ただ自分を見て自分を押し通してはいないだろうか…、そんなことを思わされます。
あなたはいかがでしょうか?
- 祈り 憐れみ深い神さま。いつも私とわたしの家族、わたしの教会を顧み守ってくださることを心から感謝します。今日、あなたの慈しみと憐れみの深さ、広さをもっと賛美をもって表します。あなたこそ素晴らしい良いお方です。