★くじについて

「くじ」についての認識は様々でしょう。ある人は、”偶然に任せる”こと、ある人は”運命に任せる”ことと思います。

しかし旧約の時代に始まり聖書の中で、信仰者は神さまの御心を知るためにくじを用いています。イエスさまの時代以降で有名なのは、イスカリオテのユダの代わりに12人に加えられる人を選ぶ際にくじが用いられました（使徒1:26）。そしてそこには祈りがありました。

使徒1:24 次のように祈った。「すべての人の心をご存じである主よ、この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。

何でもかんでもくじ引きを乱用することは、神さまの御心をその御言葉に聴き従い、霊的な洞察をいただくことから遠ざけてしまうので、慎まなければなりません。

しかし、もし必要と祈りがそこにあり、真剣に誠実に祈る中でくじを用いるときに、偶然や運命ではない、すべてをご存じの主の御心を尋ねることができるでしょう。大切なことは、そこでへりくだって神さまの御心を尋ね、また聞き従う心を持つことです。

• 祈り　主よ、あなたは私たちの信仰の歩みを導いてくださいます。どんな環境は判断の中にも、主が御手をのべてくださいます。どうか私が誤った道や判断を離れ、主の道を歩むことができますように、御言葉をもって導いてください。