主は言われた。「お前は怒るが、それは正しいことか。」
(ヨナ書4:4)
心から悔い改めたニネベの人たちに対して、神さまは滅ぼすことを思いなおされました。
しかし、その滅びを警告するために町に遣わされたヨナは、そのことをアーメン、よかったと喜ぶことができませんでした。
4:1 ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った。
悪行の町と人々が、その結果滅ぼされることをヨナは期待していたのです。それは、ヨナにとっての正義でした。
私たちもまた、自分たちに悪に見える相手や敵、公然と悪行をなす人たちが、その結果神が滅ぼされることを期待してはいないでしょうか?
神の思いに耳を傾けましょう。
ヨハネ3:16 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
ヨナが語ったことをニネベの町の人々は信じ神の前に悔い改めました。そして神は滅ぼすことを思いとどまられました。
同様に今、わたしたちはただイエス・キリストを信じることで、罪による滅びから救われているのです。
だからこそ、神が、人々に滅びから救われてほしいと願うその思いに、アーメンとお応えすることができれば感謝ですね。
- 祈り 主よ、わたしの心がいつの間にか正義の執行人であるかのようになっていたかもしれません。どうかあなたがわたしを救い、またかの人にも救われてほしいと願っているその思いを、心から喜ぶ者としてください。