主よ、あなたの道を教えてください。わたしはあなたのまことの中を歩みます。御名を畏れ敬うことができるように 一筋の心をわたしに与えてください。
(詩篇86:11)

自分の弱さを知る者の祈りとも言えるでしょう。
だからこそ、「あなたの道を教えてください」。「一筋の心を与えてください」と、神さまに求めているのです。
別訳では「私の心を一つにしてください」とあります。
霊的視力が良いわけでないのに、神さま以外のいろいろなものが視界に入ってきて、気になってしまって、いつの間にか心がそれで占領されてしまう…、そういう経験ありませんか。
ただ一心に、ただ一筋に神さまに目を向けているものでありたいと願います。
同じ詩篇の作者ダビデは、こうも言っています。
「わたしはいつも、わたしの前に主を置いた」(詩篇16:8)
- 祈り 主よ、わたしはいつもあなたに目を向けていたいと願います。わたしの目の曇りをぬぐい、心をきよめて一心にあなたを見る者としてください。今日一日の歩みの中でも、問題や悩み、惑わしに心とらわれず、静まってあなたを求めて、あなたの導きを聞くものとしてください。